- 2019-3-29
- イギリス生活の知恵, イギリスにいるゼイ!!
ロンドンからこんばんは。
パバンめいです。
わたしはイタリア人男性と国際結婚し、現在ハーフイタリアンの息子を子育て中です。
今回は、【ロンドンNHS歯科医院事情】妊娠中に行ったNHSがあまりにも酷くて、今回はプライベートで治療をすることにした!についてです。
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英国NHSの歯科(NHS適用診療)
NHS (National Health Service) はイギリス政府が運営する国民保険サービスです。
税収などの一般財源によって賄われている医療機関のため、原則無料です。(処方薬、歯科、眼科検診を除く)
インフルエンザの予防接種なども有料になります。
イギリスで歯科治療をする際には、NHS適用の診療とプライベート診療があります。
NHSによって医療サービスを無料で受けられるイギリスですが、歯科治療は8割程度の自己負担になります。実
際にどれくらいかかるかは、下のページが参考になります。
Understanding NHS dental charges
https://www.nhs.uk/…/understanding-nhs-dental-charges/
* Emergency dental treatment – £22.70 This covers emergency care in a primary care NHS dental practice such as pain relief or a temporary filling.
緊急治療 (応急処置)– £22.70
痛みのある部分を削り仮封します。
歯科衛生士からのアドバイス
仮封のまま放置はしない方がいい。
もし、日本に帰国予定がすぐにあり日本の保険証があるならば帰国した時に歯型(印象)を取って補綴物を入れるのもあり。
ただし、NHSの仮封レベルがわからないからすぐに取れる可能性有り。
* Band 1 course of treatment – £22.70
This covers an examination, diagnosis (including X-rays), advice on how to prevent future problems, a scale and polish if clinically needed, and preventative care such as the application of fluoride varnish or fissure sealant if appropriate.
* 診察、診断
* この金額に虫歯かを確認するレントゲン撮影も含まれている
歯科衛生士からのアドバイス
ここまでのケースは、虫歯か確認して様子を見るで終わる状態だと思う。
* Band 2 course of treatment – £62.10
This covers everything listed in Band 1 above, plus any further treatment such as fillings, root canal work or removal of teeth but not more complex items covered by Band 3.
* 診察、診断、レントゲン
* 詰め物、根管治療、または歯の取り外しなどの治療
歯科衛生士からのアドバイス
NHSでどのレベルで歯の根っこの治療をやってくれるのだろうか。
歯の根っこの治療とはつまり神経を取ったりする治療。
この治療が下手な場合、色々後ほどトラブルにもなる時もある。
ちなみにプライベートのロンドンの歯科医院で働いていた時、根っこの治療のスペシャリストの先生のレベルがめちゃくちゃ高かった。
あのレベルならば、絶対に自費をオススメするなぁ。
* Band 3 course of treatment – £269.30
This covers everything listed in Bands 1 and 2 above, plus crowns, dentures, bridges and other laboratory work.
* 診察、診断、レントゲン
* 詰め物、根管治療、または歯の取り外しなどの治療
そのほかにも歯科技工士が必要なこと
クラウン、義歯、ブリッジ、およびその他の研究室の仕事をカバーする。
歯科衛生士からのアドバイス
歯ぎしりでつけるナイトガード、リテーナーなどもここに入る。
歯の根っこの治療をするならば、必ず補綴物が必要になるから、結局この値段ということかな。
まとめ
このページによると、初診だけで£22.70、
虫歯を削ったり根っこの治療で£62.10、
それ以上の歯科技工士が必要な作業が入る場合は£269.30かかるらしいです。
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ロンドンNHS歯科医院事情
歯の詰め物が取れてしまい歯科医院に通っています。
妊娠中に行ったNHSの歯科医院があまりにも酷くて、今回はプライベートで治療をすることにしました!
わたしは歯科衛生士の資格を持っているので、日本では歯科衛生士として、ロンドンでは歯科助手として勤務経験があります。
歯科衛生士の名前で商業出版もしています。
歯科については、一般の人に比べて治療内容も医学的な観点からジャッジできるのですが、
わたしが行った某東ロンドンのNHSの歯科医院はヤバかったです。
歯科医師が歯のクリーニングをしたのですが、歯科衛生士の専門学校に通っている歯科衛生士のタマゴの学生さん以下のレベルでした。
本気で、
「スケーラー(超音波の歯石を取る機械)貸してもらえますか?わたしが自分でやります!」と言おうかと思いました。
とにかくめちゃくちゃ酷かったです。
妊娠中にマタニティカードで歯科治療が無料だったので、NHSの歯のクリーニングに行きました。
わたしの過去の詰め物を見て「どこの国でやったの?こんなレベルの治療、見たことないしウチではできない」と言われました。
「日本ですよ」と伝えたら「プライベートで数万円した高価な治療でしょ?」みたいなことを言われました。
日本の保険治療で3000円くらいでチャチャっとやってもらった詰め物です。
当時は日本在住で保険証を持っていたので、3割負担でした。
【不運】ロンドンのNHS、歯石を取れる技術がないドクターに当たった
本来ならば歯科医師ではなく歯科衛生士が歯のクリーニングをしてくれるそうです。
たまたま、わたしの歯がとても綺麗で、1回の範囲内に終わるから歯科医師がクリーニングしてくれることになりました。
が!
これが地獄でした。
わたしが歯科衛生士って知らないから一般の人にやってると思っているんだろうけど。
まず歯石を取って欲しいと言ったのに、歯石が取れていないんです。
下顎前歯の舌側は歯石がたまりやすい場所で、どんだけ歯石除去の経験がない学生の歯科衛生士でも、この部位は見えやすい位置だから歯石除去ができる!と言われている位置の歯石すら取れていない!
わたしは親切な人というか、気になる下顎の歯石を取って欲しかったので、わざわざ部位指定をして「ここの歯石を取って欲しい!」とまで伝えたのに取れていなかったです。
短針でグリグリ歯ぐきをこねくりまわして血まみれにさせられて、歯石は取らずに歯ぐきを傷つけられて終了しました。
本来、歯のクリーニングの場合、PMTCという紙面研磨も付いてくるので
「ポリッシングもお願いします。紅茶を飲むからステインも付いていますし、もう2年くらい歯科医院に行けてないのでやって下さい」
と伝えたら
「やらないよー!あなたの歯、綺麗だから!」
と、まさかの拒否!
綺麗?確かにプラーク(歯垢)はついてないけど、ステインは付いてるんだけど。
え…この歯科医師、大丈夫なのかな。
酷い!
酷すぎる。
いや、綺麗とかじゃなく、ステインが付いてるから紙面研磨がいるんやって!
と思ったので、一応伝えましたがやってもらえませんでした。
絶対に日本の歯科衛生士の専門学校で、やったらいけないという習うやり方で、歯石を取られたのでめちゃくちゃ痛かったです。
めちゃくちゃ酷かったです。
トラウマです。涙
歯石も全然取れていなかったので、結局、昨年の秋に日本に一時帰国した時に自費でわざわざ歯のクリーニングに行き直しました。
イギリスのNHSの歯科医院はレベルがピンキリ
一時期、クロイドン辺りの地域のNHSの歯科医院に通っていたのですが、そこはすごく良かったです!
ただ、今の家からめちゃくちゃ遠い…
NHSの歯科医院で今の近所でも良いところを知っていたら良かったのですが。
このような嫌な思い出があり、現在は東ロンドンのプライベートの歯科医院に通っています。
イギリスのNHSの歯科医院はレベルがピンキリだと思います。
わたしが言ったNHSの歯科医院は、こんな酷いレベルの歯科治療をやっている歯科医院が先進国にあるのかと驚愕でした。
日本であのクリーニングレベルだったら、絶対につぶれているレベルです。
日本はコンビニの数くらい歯科医院が多いので歯科医師、歯科衛生士の技術も世界レベルで高いみたいです。
たまたま、運が悪くて酷いロンドンのNHS歯科医院に行ったのかもしれません。
下手すぎてヤバかったです。
ちなみに、その視界院で日本人の妊婦さんの女性が「クリーニングしてもらったよ」と教えてくれたNHSに行きました。
彼女は歯科衛生士さんにやってもらったそうなのですが、悪くなかったそうですよ。
妊娠中だったので、NHSの歯科治療も無料になり、ナイトガードも無料で作ってもらえたそうです。
歯科衛生士さんにやってもらえたら違っていたのかもしれません。
ロンドンNHS歯科医院事情のまとめ
NHSでも良い歯科医師がやれば問題無いと思いますが、本当に歯科医師の技術によると思いました。
クロイドンでお世話になった歯科医師のように、NHSでもきちんと治療してくれる歯科医師が治療してくれるならば、問題ないかと思います。
わたしがたまたま当たってしまったNHSの下手な歯科医師に治療されるならば、補綴物も治療してもまた取れる可能性もあり2倍お金が掛かるので最初からプライベートに行った方が時間もお金も無駄ではないと思います。
同じくロンドン在住の友達曰く、NHSとプライベートが合体した歯科医院で人気の歯科医院もあるそうです。
もう新規は受け付けしていないのだとか。
本来ならば生後6ヶ月で赤ちゃんの歯の検診にNHSに行かないといけないけれど、わたしが行ったNHSはあまりにも酷いから連れて行っていません。
わたしの場合は、今の家の近所で信頼できるNHSが見つかっていないので、精神衛生上プライベートの信頼できる歯科医師に治療してもらう方が気持ちが良いです。
金銭的負担は大きいですが、歯は一生物です。
あと多分、わたしは歯科オタクみたいな部分があるんですよ、職業柄。
だから、歯科材料とか治療器具とかもぜ〜んぶわかるので、NHSとプライベートの違いがわかるんですよね。
わかるっていうのは幸せであり時に知りたくないことまでわかるので、世の中、知らない方が幸せなこともあるのかもしれませんね。
わかりすぎてしまう!のです。
わたしは怖がりなので、治療内容がわかる方がストレスが減るので、わかることはマイナスではないですが、治療が上手い、下手などがわかりすぎてしまいます。
あまり気にならなくて、わからない方が幸せな歯科治療ができるかもしれないです。
わたしはロンドンのプライベート歯科医院でも勤務経験がありますが、自費診療の歯科医院はそれだけ歯科材料や機材にもお金は掛けています。
例えば歯の印象です。
その辺りはこちらに書いていますので、気になる方は読んでみてください。
https://london-mei.com/イギリスの歯科医院で自費診療vs日本で保険証なし/
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【お知らせ✨】2020年にイタリアへ移住しました!
◆イタリアへ移住して3年以上経ちました◆
このブログにたどり着いていただきありがとうございます。
新型コロナの影響もあり、2020年にイタリア移住しました。
ロンドン➡︎イギリス地方都市(ノッティンガム)➡︎イタリアに移住しました。
しばらく更新していないブログですが、イギリス妊娠出産体験記を始め様々な記事を今でも読んでいただけてとてもうれしいです。
私は現在、イタリアで起業し2児のママをしています。
(息子は6歳になりました!娘は3歳です)
イタリア生活や最新情報はInstagramで更新しています。
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2024年1月パバンめい
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仲谷 めい(NAKATANI MEI)
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